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2008年ゴルフ規則主要変更点

四年に一度のゴルフ規則改訂が11月にあり、2008年1月1日より発効いたします。
しかしながら発効までの時間が短いため、1月から適用いたしますと混乱を生じることが予想されますので、3月までは変更内容を十分にご確認いただく猶予期間とし、競技会での適用は新年度2008年4月からと致します。(競技委員会決定)
以下主要な規則の変更点について解説致します。


1.「紛失球」
初めの球を1、2分探したけれど見つからないので、最後にプレーした所に戻って球をドロップしました。
その後、初めの球が5分以内に見つかりました。
(旧規則)
ドロップした球をストロークした時に初めの球は「紛失球」となる。
(新規則)
ドロップした時点でその球が「インプレー」になり、初めの球は「紛失球」になる。
(適用できる規則に基づいてドロップしたので、その時点でインプレーとなる。)
初めの球をプレーすると「誤球」となります。


2.「不適合クラブ」
(旧規則)
不適合クラブを持ち運んだだけで「競技失格」
(変更後)
持ち運んでもまだ不適合クラブを使用しなかった場合には、ストロークプレーでは違反のあった各ホールにつき2打の罰(1ラウンドにつき最高4打の罰)
但し、違反を発見次第、不使用宣言をしなければ競技失格となります。


3.ハザード内での誤球のプレーに対して罰が課せられます。
(旧規則)
ハザード内では自分の球がどうかを確認するために球を拾い上げることが認められていなかったので、ハザード内での誤球のプレーをしても罰はありませんでした。
(新規則)
確認のために球を拾い上げることを認めるかわりに、誤球をプレーした場合には、2打罰となります。
(マッチプレーでは負け)


4.バンカー内で次のストロークに対しライの改善等の違反になることがなければ砂をならすことができるようになりました。
(旧規則)
バンカー内でプレーしたあとに、球がそのバンカー内にまだある場合、砂をならしてから次のストロークをした結果、球がそのならしたところに戻ってきた場合にはバンカー内での引き続いてのプレー援助となったとして罰が課せられた。(2打罰)
(変更後)
バンカー内でプレーしたあとに、球がそのバンカー内に止まった場合、その止まっている球に対してライの改善、意図するスイング区域、スタンス、プレー線の改善とならなければ砂をならすことができ、次のストロークをした後に球がそのならした場所に戻ってきても罰は課せられない。


5.プレーヤーの球が自分のキャディや携帯品(クラブ・バック等)に当たった場合の罰が1打になりました。
(旧規則)
ストロークプレーは2打罰、マッチプレーではそのホールの負け
(変更後)
ストロークプレー、マッチプレーいずれの場合も1打罰に軽減されました。


6.規則で許されている人以外の人がリプレースした場合の罰が2打から1打になりました。
規則では球をリプレースできる人を以下に限定しています。

①プレーヤー
②その球を拾い上げたり動かした人
上記以外の人がリプレースして訂正せずにストロークを行った場合、旧規則では2打罰でしたが、1打罰に軽減されました。
(事例)
グリーン上で、プレーヤーが拾い上げた球をキャディがリプレースし、その球をストロークした。
この場合、プレーヤーは1打の罰を加え、その球をホールアウトしなければならない。


7.ストロークプレーで、間違って球を取替え、さらに誤所からプレーした場合の罰を重課しないことになりました。
規則で球の取替えが許されていないのに球を取替え、さらにその球を誤所からプレーした場合、旧規則では球の取替え違反の2打罰と、誤所からのプレーの2打罰の合計4打罰が課せられていましたが、2打罰のみに改訂されました。
(事例)
カート道路からの救済を受けるために、球を拾い上げ、別の球に取り替えて、救済のニヤレストポイントよりもホールに近い所にドロップしてプレーをしました。
この場合、プレーヤーは2打の罰のみを受け、その球でホールアウトしなければなりません。


8.ストロークプレーで、止まっている球を動かし、別の球をプレースしてプレーした場合の罰を重課しないことになりました。
止まっているインプレーの球を動かした場合、その球をリプレースしなければなりませんが、別の球を元の位置にプレースしてプレーした場合、旧規則ではインプレーの球を動かしたことに対する1打の罰と、球を取替えたことに対する2打の罰の合計3打の罰が課せられましたが、2打の罰に軽減されました。


9.球が動いている間に旗竿を取り除いても、違反とはならなくなりました。
旧規則ではストロークをする前に人が付き添っていた旗竿については球が動いている間でも取り除くことができましたが、2008年の規則改訂では、人が付き添っていない場合でも、取り除かれたり、さし上げられていた旗竿も取り除くことができるようになりました。


*以上主要なものを取り上げましたが、詳細につきましては「2008年度ゴルフ規則」をご参照下さい。